目次に戻るプロファイルの使用: インテル(R) PRO/Wireless 2915ABG ネットワーク コネクション ユーザ ガイド
プロファイル ウィザードを使用して特定のワイヤレス ネットワークに接続するためのネットワーク プロファイルを作成できます。
インテル設定サービスにより使用可能なネットワークが検出され、別のワイヤレス ネットワークにアダプタが関連付けられていない場合は、[ワイヤレス ネットワークに接続] ページが表示されます。 インテル PROSet/Wireless で、[使用可能なネットワーク] リストからネットワークを選択し、[設定] をクリックします。
[一般設定] ページに選択されたネットワークのネットワーク名と操作モードが表示されます。 ワイヤレス ネットワーク名(SSID)は変更できませんが、表示される [プロファイル名] は変更できます。
[次へ] をクリックして、[プロファイル ウィザード セキュリティ設定] ページを表示します。 これで、選択されたネットワークに必要な最強レベルのセキュリティを判別するためのアクセス ポイントのクエリが開始されます。 セキュリティ オプションに関する詳細は、セキュリティの設定を参照してください。
必要なセキュリティが判別されたら、[次へ] をクリックします。
[セキュリティ設定] ページに、そのネットワークに接続するためには入力が必要な情報が表示されます。 たとえば、インフラストラクチャ WEP ネットワークが選択された場合、WEP 暗号化とキー インデックス情報が表示されますが、WEP ネットワーク キーのみを入力する必要があります。 必要なネットワーク設定が不明な場合は、システム 管理者にお問い合わせください。
新しいプロファイルを作成するには、プロファイル ウィザードを使用します。
[使用可能なネットワーク] リストからネットワークを選択し、[設定] をクリックすると、プロファイル ウィザードが起動してプロファイルを作成し、ネットワークに接続するために必要な手続きを案内します。 そのプロセス中に、プロファイル ウィザードは、適切なセキュリティ設定の検出を試みます。 新規のプロファイルを作成してワイヤレス ネットワークに接続するには:
プロファイルのパスワード保護。[このプロファイルをパスワード保護する] をクリックします。 テキスト ボックスにパスワードを入力し、[パスワードの確認] テキスト ボックスにそのパスワードを再度入力します。
このプロファイルを自動インポートする(ネットワーク管理者のみ)。
必須アクセス ポイント。このオプションは、ワイヤレス アダプタを特定のアクセス ポイントに関連付けます。
[一般設定] ページで、[次へ] をクリックします。 [セキュリティ設定] ページが表示されます。
[セキュリティ設定] のページにネットワーク アクセス ポイントの現在のセキュリティ状態が表示されます。 [次へ] をクリックして、[ネットワーク認証] と [データ暗号化] のオプションを設定します。
[ネットワーク認証] オプションと [データ暗号化] オプションを選択します。 必要に応じて、 暗号化キーと 802.1x の設定を行います。 詳細は、セキュリティ設定を参照してください。
プロファイルの設定を完了したら [OK] をクリックします。 プロファイル ウィザードが完了し、インテル PROSet/Wireless のメイン ウィンドウに戻ります。 プロファイルの設定を変更または確認するには、[戻る] ボタンをクリックします。
現在ネットワークに接続中でない場合は、インテル PROSet/Wireless が新規プロファイルの追加を検出し、その新しいプロファイルへの接続を自動的に試みます。
このプロファイルに手動接続するには、[接続] をクリックしてそのワイヤレス ネットワークを使用します。 接続アイコンが現在の接続状態を示します。 ネットワーク名、送受信速度、信号の品質も表示されます。
既存のプロファイルを編集するには:
プロファイルを削除するには:
![]() |
注: | プロファイル リストからすべてのプロファイルを削除することはできません。 リストには常に少なくとも 1 つのプロファイルが表示されていることが必要です。 |
![]() |
注: | パスワード保護されたプロファイルをインポート、エクスポートできます。 ただし、プロファイルを編集する前にパスワードを入力する必要があります。 詳細は、プロファイル パスワードの設定を参照してください。 |
プロファイル リストからプロファイルをエクスポートするには:
プロファイル リストにプロファイルをインポートするには:
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注: |
パスワード保護されたプロファイルはインポート/エクスポートできますが、プロファイルを編集する前にパスワードを入力する必要があります。 |
既存のプロファイルにパスワードを設定するには:
管理プロファイルは管理ツールを使って作成します。
管理プロファイルは、ネットワーク管理者またはこのコンピュータの管理者が所有して管理するプロファイル、または共有プロファイルです。 これらのプロファイルは、このコンピュータを使うすべてのユーザが共有します。 ただし、エンドユーザがこれらのプロファイルを編集することはできず、パスワード保護された管理ツールからのみ変更可能です。
管理プロファイルには、 持続とログオン前/共有の 2 種類のタイプがあります。
持続プロファイルはコンピュータのブート時または、誰もコンピュータにログオンしていない場合に適用されます。 ユーザがログオフすると、コンピュータの電源を切るか、あるいは別のユーザがログオンするまで、持続プロファイルがワイヤレス接続を維持します。
ログオン前/共有プロファイルはユーザがログオンすると適用されます。 シングル サインオン([Windows のユーザ名とパスワードを使用する])サポートがインストールされている場合、Windows のログオン シーケンス(ログオン前)の一部として接続が実行されます。 コンピュータにシングル サインオンがインストールされていない場合は、ユーザ セッションがアクティブになるとプロファイルが適用されます。 ログオン前/共通プロファイルは常にユーザのプロファイル リストの一番上に表示されます。 ユーザは作成した自身のプロファイルに優先順位を付けることができますが、ログオン前/共通プロファイルの優先順位を変更することはできません。 これらのプロファイルはプロファイル リストの一番上に表示されるため、インテル PROSet/Wireless では、ユーザが作成したどのファイルよりも優先して、まず管理プロファイルへの接続を自動的に試みます。
シングル サインオン コンポーネントがインストールされている場合は、ログオン前/共通のサポートが使用できます。
Windows のログオン手続き中にログオン前のステータス ページが表示されます。 このページには、ネットワーク接続の進行状況が表示されます。 ワイヤレス アダプタがネットワーク アクセス ポイントに関連付けられると、[ステータス] ページは閉じます。
共通プロファイルのエクスポートを設定するには、[管理設定] および [管理プロファイル] オプションを使用します。 エクスポートしたプロファイルと設定は、任意のインテル PROSet/Wireless の [auto import] フォルダにプッシュできます。 これらは 1 つのパッケージとしてエクスポートされます。
[管理プリファレンスのエクスポート] ダイアログ
名称 |
説明 |
管理プリファレンスのエクスポート |
手順 1: エクスポートするプリファレンスを選択します:
手順 2: エクスポート先のファイルを選択します:
手順 3: 選択したプリファレンスをエクスポートします:
|
閉じる |
ページを閉じます。 |
ヘルプ |
このページに関するヘルプが表示されます。 |
自動インポートを有効にする機能により、ネットワーク管理者はネットワークに接続しているコンピュータにプロファイルを自動的に配布できます。 これらのプロファイルは、クライアント コンピュータの\Programs Files\Intel\Wireless\AutoImport ディレクトリから自動的にインポートできます。 [自動インポートを有効にする] オプションは、[詳細設定] ページにあります。 詳細設定にアクセスするには、[プロファイル ウィザード 一般設定] ページの [詳細設定] ボタンを使用します。
プロファイルがホスト コンピュータの特定のディレクトリにコピーされると、複数のコンピュータに配布できます。 リモート コンピュータがプロファイルを受信した場合は、プロファイル リストからそのプロファイルが自動的に使用可能になります。 配布されたプロファイルがパスワードで保護されている場合は、パスワードの入力を求められます。
プロファイルの自動インポートは、ハードディスクで import フォルダを監視して新しいプロファイルのファイルを調べて完了されます。 [自動インポートを有効にする] がチェックされているプロファイルのみ自動的にインポートできます。 プロファイル リストに同じプロファイル名がすでに存在している場合は、ダイアログが表示され、インポートを拒否するか、インポートを承認して既存のプロファイルを上書きできます。 インポートされたプロファイルはすべてプロファイル リストの一番下に表示され、インポートの成否にかかわらずプロファイル ファイルはただちに削除されます。
プロファイルをプロファイル リストにインポートするには:
シングル サインオン サポートをインストールすると、ユーザの簡易切り替えと Windows XP の「ようこそ」画面が無効となります。
シングル サイン オン([Windows のユーザ名とパスワードを使用する])は、ユーザ名とパスワード、および通常はドメイン名を使ってコンピュータにユーザがログオンする企業環境を想定したものです。 ユーザの簡易切り替えではドメインのログオンはサポートしません。
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注: |
Windows XP Home Edition を使用している場合、デフォルトでは Windows のユーザの簡易切り替えが有効になっています。 これはホーム ユーザ用です。Windows XP Professional でも、Windows がスタンドアロンやワークグループで接続されたコンピュータにインストールされている場合は、ユーザの簡易切り替え機能を使用できます。 Windows XP Professional を実行中のコンピュータがドメインに追加された場合、ユーザの簡易切り替え機能は使用できません。 |