リモートのクライアント コンピュータへの接続を拒否された場合は、次の手順に従います。
[スタート] ボタンに続いて[ファイル名を指定して実行] をクリックし、secpol.msc と入力してから[OK] をクリックします。[ローカル セキュリティ 設定] ウィンドウで、[ローカル ポリシー] > [セキュリティ オプション] の順に選択し、[ネットワーク アクセス:ローカル アカウントの共有とセキュリティ モデル] をダブルクリックします。
[クラシック - ローカル ユーザが自身を認証] を選択します。この値を変更しないと、マシンにリモート接続しているユーザは、提供されたクレデンシャルで管理者権限が与えられている場合にも、ゲストの権限しか持てません。
インテル® PRO Alerting Agent のインストールを完了できない場合は、次をご確認ください。
アラートやハートビートを受信できない場合は、ASF が有効 (Enable = True) で、正しい管理ステーションの IP アドレス (DestinationAddress) が設定されていることを確認します。この設定は、WMI ブラウザ、または インテル ASF Agent WMI Console の [設定] タブで確認できます。ハートビートが有効 (EnablePresenceHeartbeats = True) であることを確認するには、コンソールの [タイマ設定] タブまたは WMI ブラウザをお使いください。また、リモート管理コンソールが ASF アラートをサポートしていることを確認します。
システムでシャーシ侵入アラートがサポートされているのにこれらのアラートを受信できない場合は、クライアントのシステム設定プログラムでシャーシ侵入アラートが有効であることを確認してください。
システムでシステム パスワード アラートがサポートされているのに、これらの アラートを受信できない場合は、クライアントのシステム設定プログラムで、BIOS パスワードだけでなく、システム パスワードも設定されいることを確認してください。アラートは、パスワードの入力に 3 回失敗した場合のみに送信されます。
ASF 管理コンソールで一部のパケットが受信されない場合は、再送信数 (RetryCount) を増やします。User Datagram Protocol (UDP) パケットは配信が保証されておらず、ネットワークのトラフィックが多い場合には Platform Event Trap (PET) パケットが失なわれることがあります。
リモート管理コンソールでハートビートを受信する頻度が望ましくない場合は、ハートビート タイマ (PresenceHeartbeatInterval) を調整してください。間隔の値が大きいほどハートビート数は少なくなります。
受信する再送数を減らしたい場合は、再試行数 (RetryCount) を減らしてください。
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注:再送数 (RetryCount) を減らすと、ネットワーク トラフィック量が多い場合に PET パケットが失われて、管理コンソールにアラートが表示されないことがあります。 |
診断テストを実行している場合やインテル® PROSet から Boot Agent をアップデートしている場合には、そのソフトウェアで ASF Alerting Agent サービスが実行されているかどうかを調べます。実行されている場合は、インテル PROSet にメッセージが表示されて、診断テストの実行中は ASF エージェントが機能しないことが知らされます。診断テストまたは起動エージェントのアップデートが終わると、ASF Alerting Agent サービスが自動的に再開されます。
最終変更日8/18/06 3:28p 改訂番号 6